BitLockerとは？
「BitLocker」とは、Windowsのディスクを暗号化する機能です。
暗号化することで、パソコンの紛失・盗難時にデータの漏洩リスクを減らすことができます。
設定することでより安心してパソコンを使えますが、事前に「暗号化の回復キー」🔑 を正しくバックアップしておかないと、
パソコントラブルの際に、パソコンに保存したデータが取り出せなくなってしまい、修理時に全データを初期化するしかない…なんてことにも💦
そうなる前に、「BitLocker ドライブ暗号化の回復キー」のバックアップをとっておきましょう🔑
手順は意外と簡単🎵
正しくバックアップして、トラブル時に備えましょう！
BitLocker（ビットロッカー）の確認方法
1. 設定アプリを開く
① 「スタートボタン」
（Windowsのアイコン） をクリックしましょう
② 「設定」（歯車のアイコン）
をクリックして開きましょう
※ 「スタートボタン」を右クリック→「設定」をクリックでも開くことができます
２. 「デバイスの暗号化」を確認する
設定画面のタブから「プライバシーとセキュリティ」をクリック→「デバイスの暗号化」をクリックしましょう
3. 現在の暗号化状態をチェック
「デバイスの暗号化」の右側が青色になって、「オン」になっていれば暗号化されています！
回復キーのバックアップ
1. コントロールパネルに移動する
先ほど開いた「デバイスの暗号化」の関連のなかに表示される「BitLockerドライブ暗号化」をクリックしましょう
2. 回復キーのバックアップをクリック
コントロールパネルが開いたら「回復キーのバックアップ」をクリックしましょう
3. 回復キーを印刷する
「回復キーを印刷する」をクリック
4. PDFに出力する
「Microsoft Print to PDF」を選択して、印刷をクリックしましょう
5. ファイルを保存（OneDriveの場合）
PDF形式で回復キーを保存しましょう。
BitLocker回復キーは、パソコンでトラブルがあった時に使うので、パソコン以外の場所に保管しましょう
おすすめは、「OneDrive」への保存です。
〜手順〜
①「OneDrive」を選択
② ファイル名が空欄であれば入力しましょう （「BitLocker」などトラブル時にわかる名前にしておきましょう）
③ ファイルの種類が「PDF」であることを確認しましょう
④ 右下の「保存」をクリックすると、保存ができます
6. BitLocker回復キーを書き写す
BitLocker回復キーが保存できているか、PDFファイルを開いて確認してみましょう
「エクスプローラー」→OneDrive→「BitLocker」をクリック
7. 【最後に】OneDriveやUSBメモリ等にも保存
6.までで、回復キーのバックアップは完了です！
より厳重・確実に保管するには、パソコン以外の複数の場所に保存やメモをしておくとよいでしょう。
〜保管方法の例〜
- クラウドストレージ（OneDrive・Google Drive・BOX・Dropbox など）
- 外部ストレージ（USBメモリ・外付けHDD/SSD など）
- 印刷して紙で保管
- 手書きのメモで書き写して保管
設定・回復キーのバックアップを正しくおこない、万が一のトラブルに備えましょう！
「回復キー」をパソコンと一緒に持ち運び、紛失・盗難に遭った場合、暗号化されたディスクの内容が第三者に漏洩する可能性があります。回復キーを印刷した紙やメモは、パソコンとは別に収納することをお勧めします。
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